海洋博公園
国営沖縄記念公園は、沖縄県本部町で1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、1976年に博覧会跡地に設置された国営公園です。
もともとは国営沖縄海洋博覧会記念公園という名前で、通称海洋博公園と呼ばれるものでした。しかし国営事業として首里城復元を始めるために首里城地区も国営公園であるという扱いにしなければなりませんでした。そのため国営沖縄海洋博覧会記念公園は、首里城地区と合わせて一つの国営公園であるとされ、公園名を国営沖縄記念公園へ改称しました。国営沖縄記念公園の中に海洋博公園があるということです。
海洋博公園には3つのエリアがあります。歴史・文化のエリア、海のエリア、花・緑のエリアです。
●歴史・文化のエリア
歴史・文化のエリアには琉球列島古来の民家群及び民家庭園を再現したおきなわ郷土村、生活用具・漁労具などが展示されている海洋文化館(2013年春リニューアルオープン予定)、沖縄最古の歌謡集『おもろさうし』に登場する植物を展示植栽したおもろ植物園などがあります。
●海のエリア
海のエリアでは、世界最大級の沖縄美ら海水族館、イルカショーを行うオキちゃん劇場、マナティー館、白砂を敷きつめた人工ビーチのエメラルドビーチなどがあります。
●花・緑のエリア
花・緑のエリアには、世界的な規模の温室を設け一年中花を楽しむことのできる熱帯ドリームセンター、東シナ海に沈む美夕陽が見られる夕陽の広場、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園などがあります。
見所・料金など
園内では海の生き物ペーパークラフト作り体験、ソテツを使った虫かご作り体験、沖縄のかんたんお面作り体験など沢山の無料イベントが行われています。季節ごとのイベントもあるので、毎回違った楽しみ方ができるのも嬉しいですね。イベントは予約制のものもあるので、事前にチェックをしてから行くとより満喫できるでしょう
施設への入館は有料のものもありますが、公園への入園は無料です。
子供からお年寄りまで、沖縄の歴史や自然を一緒に楽しめる空間であり、観光地として県内でも高い人気を誇っています。