石垣島とホタル
一年間の中でも、初夏の時期になると姿を現すロマンチックで美しい生物“ホタル”きっと田舎暮らしの方は、毎年ホタルの見られる場所へ夕暮れ時に足を運ぶということも多いのでは^^? その常識を覆すのが、沖縄県・石垣島で、最も寒いといわれる2月を除いた時期は、ホタルを鑑賞できるといわれています。 沖縄県に住んでいない人からすれば、ホタルを見ると「あぁ~夏が来るな!」と感じられると思いますが、沖縄県民の方は決してそうではないんですね・・・。
しかし、年間通してほぼ見られるといっても、一番オススメの時期はやはり“4月~6月”と、初夏の時期にかけてとなります。
そして、皆さんきっと“ホタル”とひとくくりにしてしまいがちですが、よく見てみるといろいろな種類が生息しているんですよ!
そんな中、今回紹介するのは石垣島に生息している「ヤエヤマヒメボタル」
石垣島には約9種類のホタルがいるといわれていますが、その中でもヤエヤマヒメボタルは【日本一小さなホタル】として人気があります。
その大きさはわずか2ミリ~5ミリ程!小さな体から美しい光を放ち、自由に飛び交っている姿は、まさに幻想的な世界観を演出していて、感動することは間違いありません!決して都会では見ることのできない沖縄県独特の美しい自然とホタルが織りなすコラボレーションを思う存分目に焼き付けておくべきです。
沖縄県石垣島の中でも、特に人気の“ホタルスポット”は「バンナ公園ホタル街道」 ホテルや繁華街からも近い場所にあり、比較的アクセスしやすいホタルスポットなので、旅行の際にもオススメ^^
ここでは、「ヤエヤマヒメボタル」の他にも「ヤエヤマヒメボタル」や「キイロスジボタル」も観察することが可能なんです。最盛期の5月頃には、一日でなんと1000匹ものホタルが飛び交っているんですよ~。
そんなホタルですが、近年石垣市内でも都会化が進んでおり、年々数が減少しているといわれています。 せっかくこんなにも美しい光景が見られるのに、このままではホタル自体が絶滅してしまうかもしれない可能性も・・・! 昔は、虫かご・網を持って、よくホタルを取りに行っていたほどですが、そのようなほのぼのとした文化も今ではあまり見ることができなくなっていますよね。これからも自然を大切に、せっかくある素晴らしき光景を失くしてほしくないものです。
都会にあるイルミネーションや、夜景も美しいですが、石垣島へ行った際には、是非!【日本一小さなホタル】たちの演出を目撃してみてくださいね~^^♪