豊年祈願祭

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豊年祈願祭

豊年祈願祭

沖縄には一年間通して色々なイベント・文化がありますが、今回は宮古島の豊年祈願祭について調べてみました。

豊年祈願祭とは宮古島の夏祭りで7がつ18.19日の2日間で行われます。

豊年祈願祭は女性たちがクイチャーという沖縄特有の踊りを披露して、また一年、作物がたくさん実り収穫できることと、皆が健康でどうか災難が起こりませんようにとお祈りするお祭りなんだそうです。

クイチャーとは宮古島に昔から伝わっていて、みんなで歌い・踊りながら輪になり手足を振り、声を合わせるのが基本になる踊りなんですよ~。

時間は初日午前10時から平良西里の漲水御嶽と宮古神社行われ、午後6時からは3箇所の商店街が歩行者天国になります。車を気にせず歩けるという事で、小さな子供がいても安心! そのためこの通りでは、この初日から夏休みがになっている子供たちやきれいな浴衣を着た女性たち、家族連れ、観光客達で大いににぎわいます。

そして最終日の19日にはミス宮古島の発表会や東西大綱引き大会、路上アトラクション、ちびっこ駅伝大会など、たくさんのイベントが行われるので朝から晩まで楽しめるんですよ。

私の地元でも夏祭りはありますが、大体夕方から夜にかけてなのでこんなに一日中、そして何日かにかけて行われる祭りなんて行ったことがないし、知らなかったので、地元の人たちは一年間の中でビックイベントなんだろうなぁと感じました。

一番驚いたのが綱引きをした後には、その綱をみんな持ち帰り、玄関に魔除けとして飾って豊年を祈るそうです!ただイベントとして綱引きをしているんではなく、ちゃんとした理由があるんですね。

漲水御嶽という言葉を聞いて何かよくわからなかったので調べてみると、読み方は(はりみずうたき 方言読み ぴゃるみずうたき)というそうで、宮古島市の平良字西里にあり、そこには何百年も前から信仰を集めていて、たくさんの神話と伝説が伝わっている場所なんだそうです。

この祭りの最後にはまた、参加者全員でクイチャーを踊って豊作・健康・災難が起こらないようにと祈り楽しみます。

私の中で沖縄のイメージは、美しい自然、気候にも恵まれていて全体的にゆったりとしたものだったのですが、考えてみると 夏には台風が来ることも多いですし、作物を育てそれを仕事にしている人たちは大変で、そのためにこの豊年祈願祭でイベントながらも真剣に願っていることがわかりました。

沖縄へ旅行を考えている方がいれば、ぜひ祭りに参加して沖縄の伝統行事を楽しんでみてください。

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