いのちのリレー

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いのちのリレー

いのちのリレー

太平洋戦争における「唯一の本土決戦」とも言われる沖縄戦。当時の県民の4割近い20万人の死者を出しました。那覇は9割以上が焼失。家族を亡くし、孤児になった人は数千人もいると言われています。孤児たちは戦争中だけでなく、戦争が終わってからもたくさんの苦労をしてきました。
今年は節目である戦後70年。この間日本は戦闘で1弾も発射せず、1人の戦死者も出していません。これは、戦争で全てを失い、悲しみや苦しみを乗り越えて来た人たちの土台の上に成り立ったもの。日本が誇るべきことであり、平和に暮らせることに感謝しなければなりません。私も戦争を知らない人間の一人ですが、人口の8割以上が戦争を知らない世代になった今、戦争の愚かさや命の大切さを改めて考え、二度と同じ過ちを繰り返さない日本を守っていかなければなりませんね。

さてみなさんは、沖縄戦を語り継ぐ取り組みとして作られた、戦後70年のテーマソング「いのちのリレー」をご存知でしょうか。これは、KiroroとHYの仲宗根泉さんが組むユニット「さんご」が作った曲です。
『悲惨な戦争を必死で生き抜いて、いのちをつないでくれた先人たちがいたからこそ、今の私たちがいる。戦争に限らず、災害、テロ、犯罪 やいじめ、自殺など悲惨な出来事がある現代にあっても、いのちの重みを胸に子どもたちにもたくましく元気に生きていってほしい。いのちを大切にして次の世代にリレーしていこう』という、強いメッセージが込められています。

囁くような風が 月桃(げっとう)の葉をゆらす
あなたの笑顔に ありがとう
当たり前の日々に ありがとう
空には虹が輝いて

でもそれだけじゃ ただ それだけじゃ
その瞳は何を描いてゆくの?

巡り巡って 出会った命よ あなたは私の全て
あなたの為に歌うよ あの日と今との いのちのリレー
色鮮やかにホラ 咲き誇れ

モノクロの写真が私に問いかける「あなたは今幸せですか?」
赤い海、黒い空の色をどれだけの人が知っていますか…?

でも 生きている そう ここにいる
大切な命を繋いでいくよ

巡り巡って 生まれた命よ あなたは私の全て
あなたの為に歌うよ わたしが語り継ぐ いのちのリレー
あの日をもう二度と 繰り返さないように

繋がる涙 繋がる笑顔 未来に羽ばたく架け橋になれ
見上げた夜空の星達が 道しるべとなって照らしてるよ
あの日をもう二度と 繰り返さないように

初めてこの曲を聴いた時、鳥肌がたちました。そして、なによりも命の尊さを実感しました。今ある平和を、未来の子供たちに繋いでいかなくてはなりませんね^^

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