ゴーヤの歴史

HOME > 沖縄の名所 > ゴーヤの歴史

ゴーヤの歴史

ゴーヤの歴史

沖縄の有名な食べ物といえば、“島豆腐”や“ミミガー”など、皆さん普段食べなれないものが多いですよね?

沖縄ならではの食文化がある中、「ゴーヤ」なら夏になると、スーパーなどで買って食べるという方も多いのでは!! 私自身も、ゴーヤチャンプルーを作って食べたりしますが、考えてみると、“なぜあんなに苦いものを食べ物として料理されるようになったのか?“いつどこで、ゴーヤという食べ物が伝わってきたのか?”と疑問に思ってしまいます。

そこで今回は、今となっては全国各地で食べられている「ゴーヤ」の歴史のついて紹介したいと思います。

「ゴーヤといえば、沖縄から全国に広まったんでしょ?」とお思いになっていませんか? 私自身もそう思っていましたが、実はそうではなくて、原産地は「インド」を中心とした東南アジアなんだそう! ビックリですよね。。。その後、日本には1596年から1615年に伝わってきました。 そして、さらに驚きなのは、未だに初めて沖縄にゴーヤがきた時期は、明確にされていないんだそうです!!

今では、ゴーヤといえば沖縄料理で“当たり前”になっているのに、不思議ですね。 ゴーヤの別名“ニガウリ”は、1713年、すでにその名称が付けられていたことから、その以前から沖縄に存在していたことは、はっきりしているんだそうですよ^^

その当時、中国では“食事は飢えをしのぐものではなくて、体を健康に保つための薬”とされていたことから、栄養価の高い「ゴーヤ」を食べられていました。そして、沖縄は中国と関係が深かったため、自然にゴーヤが沖縄市民に親しまれていったのかもしれませんね^^初めて食べた時、思わず「苦っ!!」と言ってしまうほどの味に、これは食べ物なのか、、とつい疑問に思ってしまいますが、“薬”同様として親しまれていたのだと理解すると「なるほどなぁ。」と受け入れらるものです。この野菜には、夏バテ予防や食欲不振にも効果があるのも熱い沖縄で、昔から今も尚愛され続けている理由なのでしょう!

その後、ゴーヤの栄養価が注目され、沖縄県だけではなく他府県にも生産してもらおうと、昭和61年に、ゴーヤの品種改良が行われ、全国へと広まったんだそうです。

そして、平成8年には、沖縄県でのゴーヤの生産量が6,000tを突破しました。 想像がつかない量ですよね。。。そのくらい世界中から親しまれる野菜へと成長した証ですね^^

中には、“苦いから嫌い”という方もいると思いますが、調理法によって苦みが軽減される料理もありますので、是非、暑い夏の一品として食べてみてください♪

コメント

沖縄の名所・観光名所
沖縄の文化と名物
沖縄の歴史facebookページ