沖縄の守り神シーサー

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沖縄の守り神シーサーの歴史

沖縄の守り神シーサーの歴史

沖縄の伝統的な顔となる”シーサー”といえば、沖縄を代表するイメージキャラクターみたいに 思っている人たちも多いと思います。 沖縄のお土産でもキーホルダーやストラップなど可愛らしいものもたくさんありますし、 シーサーを自分で作ってお土産にできる体験スポットなどなど。。

もう日本中誰でも知っている!!と言っても過言ではありません。 でも、シーサーという名前となんとなくの姿は知っているとはいえ、 なぜシーサーという名前なのか?どういう歴史があるのか? どこから伝わってきてなんで屋根の上や門柱に置かれているのだろう。。。 きっと聞かれても「知らないなぁ。。」という人はたくさんいると思います。 私もその中の一人なので今回シーサーについて調べてみました。

シーサーの名前の由来は、沖縄の方言で「獅子」のことを意味していて「家の守り神」「魔除け」「福を呼ぶ縁起物」 として大事にされていて、屋根や門柱、玄関、村落の高台などにシーサーを置いている習慣が今でも伝わっています。 シーサーは、沖縄県などでみられる伝説の獣の像で、家や人、村に災難が起きないようにと魔除けの意味を表わしていて 、屋根の上に置かれるシーサーの名前は「獅子(しし)」で、もともとはサンスクリット語のライオン、シンハー を沖縄の方言で発音したもので、八重山諸島ではシーシーともいうそうです。 スフィンクスや中国の石獅 日本の狛犬などと同じ感じで、もとは古代オリエントのライオンと伝えられています。

一部では犬ともいわれているそうですが、沖縄に関係の深かった中国や南方からの影響があって、やっぱり獅子だ!と断言する 人のほうが多いそうです。 シーサーの誕生は『球陽』によると1689年ごろで、当時火事や災難が頻繁に起こっていて住民たちも困り果てていた時に 風水師に助けを求めると「災難の原因は八重瀬岳のせいだ!すぐにでも獅子の像をつくってその山に向けて置いてみなさい」 といわれ実行してみると見事に災難は起こらなくなったという伝えがあるそうです。 びっくりなのがこの時のシーサーは今も存在しているそうです。沖縄に行ったときは是非そのシーサーを 見てみたいものですね。それからというもの沖縄全体にシーサーが守り神としてあちらこちらで置かれるようになったそうです。

また、オスとメスの区別もあるそうで「口を開けた方がオス、口を閉じた方がメス」らしいですが、 いろいろな伝えがあるそうで断言はできないそうです。「口を開けた方が福を招き入れる!魔を吸い込む!」 「口を閉じた方が福を逃さない」などといった効果があるそうです。それに「場を浄化させる効果」や、 最近の風水の一説では、ペアで玄関や入口に置くと、「家運・金運アップ」に効果があるといわれていたりといろんな効果のある シーサー、今回調べてみて私もシーサーが欲しくなりました。

沖縄に行って自分だけのシーサーを作ってみるのもいいかもしれません。

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