【沖縄の名所】最南端の碑

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【沖縄の名所】最南端の碑


【沖縄の名所】最南端の碑

日本の南端は沖縄県です。せっかく行くなら沖縄県の中の最南端まで行きたいという方が多く、有人島として、また民間人が日常的に訪問できる地として最南端の島である波照間島は大人気の観光スポットです。

 

波照間島の高那崎には日本最南端の碑と日本最南端平和の碑が建てられており、最南端へ来た記念に写真を撮るのに最適です。また波照間島の商店や民宿、石垣島の安栄観光や波照間海運などでは最南端に訪れたことを証明する証明書も販売されています。発行元によってデザインは様々です。沖縄土産の定番とも言える物です。

この碑は沖縄返還前の1970年、北海道から日本縦断の旅を敢行した学生が旅の終着点の記念として作ったそうです。周辺には日本全国から集めた小石で作られた蛇型のモニュメントもあります。日本の最南端を定めること、それはつまり日本の領域を定めることです。複雑な歴史を持つ沖縄ですから、いろいろな想いが込められていることでしょう。

八重山方言では波照間島は“我らの島”を意味する“ベスマ”と呼ばれ、現地でもこの呼び方を使うことがあります。 波照間という表記は当て字であり、“果てのうるま”に由来するという説が一般的です。“うるま”は、“琉球”または“珊瑚礁”の意味です。

島の成因は隆起珊瑚礁ですが比較的起伏が大きく、中央部には標高60mに達する地点もあります。この付近には灯台が立っています。

また波照間島は緯度が低いため、南十字星を好条件で観測できる国内では数少ないエリアとしても有名です。南十字星は南の大変低い天空にしか出ないため、緯度の他にも建物などが障害にならないことも観測の条件です。この辺りは周囲に人工的な灯りが極めて少ないため、他の場所では見えにくい星を肉眼で観測することができます。高那崎付近の、島の南海岸には星空観測タワーも立っています。
周囲にはニシ浜、ペー浜、ペムチ浜など白砂の美しい砂浜が多くあり、陸も空も海も、という風に魅力満点の場所です。


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