ぎぼまんじゅう

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沖縄には、色々な“歴史”が“今も尚”潜んでいます!!これまでたくさんの“歴史”や“文化”を掘り起こしてきましたが、今回もいっちゃいましょう~!!歴史の中でも、私がピックアップするのは“沖縄お菓子”

沖縄のお菓子といえば“サーターアンダギー”や“紅芋タルト”などの“定番もの”が頭に思い浮かぶかと思います。しかし、他にも隠された“銘菓”があるのです。

その名も「ぎぼまんじゅう」 饅頭の表面に大きく赤字で「の」の文字が書かれているこのまんじゅう。創業は100年以上で、昔から那覇の“三大饅頭”として皆から親しまれています。

肝心の味ですが、外の皮はやわらかくてふっくら!!そして優しい甘み~。中には、あんこがたっぷり♪それも小豆の餡ではなく、 沖縄らしく“黒糖餡”が入っています。小豆では出せない“コクのある味”を感じることが出来ますよ~^^

そして、なぜ“の”の字が書かれているのかと疑問に思ってしまいますよね?? これは「幸せの証」なんだそう!!なので、昔からお祝い用などでも使われています^^皮の上に“の”の字が書かれていたら“お祝い用”何も書かれていなければ“法事用”といった感じに・・・。

お祝いでも特に何の祝いかは決まっていないので、進学祝いや出産祝いなどいろんな場面で利用されています。沖縄県に住んでいる人は、昔から知っているお祝いのお菓子といったところでしょうか^^♪

沖縄土産といえば、沖縄県民の方たちはきっと普段から、あまり食べないですよね!なので、あえて沖縄の人たちがよく食べているものをお土産にする方がより一層沖縄の味を知ることが出来るのかもしれませんよ~♪

このまんじゅうを作っていた初代の「名嘉眞ハル」さんは、残念ながら数年前になくなってしまったんだそう・・・しかし、皆から親しまれているまんじゅうだったことから、娘さん達でその味を、今も尚受け継いでいます^^!! 見た目は一見“中華まん”と似ているのですが、香りが全然違うんです!蒸すときに“月桃”の葉を使っているので、包みを開けるとふんわり甘い香りが漂い、想像以上の商品に出会えるハズですよ~。

少人数で毎日作っていることから、多くても1000個を作るのが限界・・・それでも昼過ぎには売り切れてしまうことが多いんだそう!!営業時間は決まっていますが基本“売り切れ次第終了”になるので、お土産に買う方は早めに行ってみて下さいね^^よくお土産が売られている、空港やお土産屋さんにはもちろん置いていないのでご注意を!!

沖縄に行ったからには、昔からある「ぎぼまんじゅう」を是非手に入れて“沖縄の味”を皆さんにおすそ分けしてみては♪

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